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砂子屋書房 一首鑑賞
日々のクオリア
カテゴリー:
一首鑑賞
少女子をとめごがあやとりをすもあたらしき國つくるがに息をころすも
落魄の身はいづくまで川の上を渡りゆく白鷺ときに光りて
風を切る音聴きたくて振り上げたサランラップの芯振ってみる
ネコかわいいよ まず大きさからしてかわいい っていうか大きさがかわいい
おのづからわれを離れて霧となる息嘯おきその息のごとく詠みたし
エスカレーター、えすかと略しどこまでも えすか、あなたの夜をおもうよ
まなぶたのくぼみ激しくなりし夏蝶も鳥らもさりげなくゆけ
青空は青空だけのもの。泣いても笑つてもくれやしない。すきとほつてる
テーブルを拭う夕べはさよならをしなかったひとばかりが遠い
あかり窓仰げばそらはTourquoisターキスの板もて張られその継目光れり
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