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砂子屋書房 一首鑑賞
日々のクオリア
カテゴリー:
一首鑑賞
吉田恭大/(ぢつと手をみる)/というオプション。/(たはむれに母を背負)ったりする、/そういうオプション。
人見絹枝/スポーツに我身(わがみ)くだけと思(おも)ひしも去年(こぞ)のことなり今(いま)は淋(さび)しも
田口綾子/寒からばベーコンいちまい身にまとひ生(なま)ベーコンエッグと名乗らまし
岡下香/人生も料理の味も旨味を出すほんの少しの匙加減 その匙がない
田口綾子/過去形がかくもさびしきものなるを分かちあふためにやは別れは
純多摩良樹/食事後の獄は最も静かなりその寂けさのひとときを堪ふ
田口綾子/過去形がかくもさびしきものなるを分かちあふためにやは別れは
中川智正/りんご樹をこの世の隅に今植える あす朝罪で身は滅ぶとも
田口綾子/非常勤講師のままで結婚もせずに さうだね、ただのくづだね
相原かろ/くっついた餃子と餃子をはがすとき皮が破れるほうの餃子だ
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