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砂子屋書房 一首鑑賞
日々のクオリア
月:
2009年8月
芙蓉さきぬ ほのあかし ここ祖(おや)たちの激しき生命(いのち)のあつた場所にて
かのときのなつくさはらをかけぬけし風がうそぶく――さんさしおん
それからはただひたすらにたかなりて轟く夏の雲となりしが
ヘヴンリー・ブルー 花であり世界でありわたくしであり まざりあう青
ざっくりとパイナップルを割くときに赤子生まれて来ぬかと恐る
ああ僕を誰の代はりにして君は抱かるる朝の葉月の茘枝(れいし)
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