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砂子屋書房 一首鑑賞
日々のクオリア
月:
2012年12月
夥(おびただ)しき手は遠のきて夕暮れにジャングルジムは光をのせる
声挙げた者は省かれ しずけさの粒子となって雪はふりつむ
わが童話聞くべく集まり来し児らに氷菓買うべく銭をかぞうる
壁の線横に流れるものだけが速度のなかで消されずにある
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