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砂子屋書房 一首鑑賞
日々のクオリア
月:
2014年6月
一日が過ぎれば一日減つてゆくきみとの時間 もうすぐ夏至だ
握っても摑みきれないかなしみの十指ひらいたままに果てにき
君がふと振り返りしを夜の駅の窓にかくれてわれは見てゐつ
地獄酒極楽酒のけじめなく二升たちまち火の粉となりぬ
花々に埋もれてわれも風のなき柩のなかにひと世終へんか
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