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砂子屋書房 一首鑑賞
日々のクオリア
月:
2014年12月
待つことはある日なくなる 雀がつまめそうに散らばっている
むさし野は ゆき行く道のはてもなし。かへれと言へど、遠く来にけり
いやべつにああさうだつけ聞いてないそれでいいじやんもう眠いから
母の言葉風が運びて来るに似て桐の葉ひとつひとつを翻す
携はる放送の仕事の一つにて毒蛾育てゐる室に入りゆく
曇るとも何かうらみん月こよひ はれを待つべき身にしあらねば
うさぎの頭ぐいと持ち上げスポイドの薬液垂らす口の裂け目に
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