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砂子屋書房 一首鑑賞
日々のクオリア
月:
2018年11月
買い被られているようであり馬鹿にされているようでもある真冬の西瓜
不自由に生まれたかったカーテンの卵弾けて蜘蛛が溢れる
いろいろなときにあなたを思うだろう庭には秋の花が来ている
腕時計くるひ始むるまひるまにゆるく人だかりに分け入りつ
残雪は砕いたオレオをちりばめたバニラアイスでもうすぐきえる
生卵片手で割れば殻だけはこの手に残るきっともう春
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