コンテンツへスキップ
砂子屋書房 一首鑑賞
日々のクオリア
月:
2019年10月
田中拓也/「さがなし」の意味を説きつつ思い出す者三人(みたり)あり心の中に
奥村晃作/副都心線で横浜直通の地下鉄赤塚駅を利用す
花山多佳子/それは私が夜中に見てゐたドラマだと娘が言ひぬ夢を語れば
斉藤斎藤/天然の冷蔵庫だなを聞きたくて父と市バスにゆられとります
梅本武義/闘いはここからという労働歌専務となれど口ずさみおり
久々湊盈子/咲き盛る白さるすべりを揉みしだく南西の風ゆううつニッポン
辻村雅子/あとかたは何もなけれど平林寺という地名残れりそれのみである
投稿ナビゲーション
前のページ
固定ページ
1
固定ページ
2
固定ページ
3