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砂子屋書房 一首鑑賞
日々のクオリア
月:
2022年11月
うつせみのわれ何者の墓としてほほゑみをるや若きらのまへ
赤霧呑む妻と黒霧干すわれと世ごとひとごと語りやまずも
また君を撃ってしまった正論で築いた城に今も暮らして
夜の十時をまわってもにぎやかなモスバーガーでひと息をつく
星空がとてもきれいでぼくたちの残り少ない時間のボンベ
木犀が匂ひますねといひたれば思ひ出があるのですねといたはられたり
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