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砂子屋書房 一首鑑賞
日々のクオリア
月:
2012年2月
雪底に押しつぶされし根の怒りある朝噴きて水仙となる
背中だけ見せて寝ている村の井戸を汚したせいで帰れぬ人が
区役所の窓口に立ちなんとなくたみくさの感じにぎこちなくをり
自転車の銀の車体にこびりつく昼のひかりは泡のごとしも
かのときの二月岬の潮風になびきてありしえり巻きのQ
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