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砂子屋書房 一首鑑賞
日々のクオリア
カテゴリー:
一首鑑賞
子らははや遊びを止めて色赤きビニールプール西日に乾く
おのづからなる生命のいろに花さけりわが咲く色をわれは知らぬに
くしゃくしゃな引越しの荷の中に見し妻が旧姓のあるペンケース
くちづけにいたらぬとほき恋ありて慈姑(くわゐ)を食めるときに思へる
みんみんといふ蟬のこゑ身にしみて聞きゐし午睡(ごすゐ)以前の世界
対岸も此岸もしげき蝉のこゑわれはこの世の橋わたりゆく
家近くなりて次第に不機嫌となりゆく吾の心あやしも
おもむろに四肢(しし)をめぐりて悲しみは過ぎゆくらんと思ひつつ居し
ふり仰ぐ一生(ひとよ)半ばの夏空をよろこびとせむ 私(わたくし)祭
ぴょんぴょんと私が跳べば二人子は真似して跳べりどんな場所でも
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