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砂子屋書房 一首鑑賞
日々のクオリア
カテゴリー:
一首鑑賞
寒波来て眠りの早き街遠く暴走族よごくらうである
十人殺せば深まるみどり百人殺せばしたたるみどり安土のみどり
メールでは加藤あい似のはずだった少女と寒さを分かつ夕暮れ
母たちは乳母車より手を放すセガンティーニの絵に見入るとき
みんな仕返しが大好き極月の戯(そばえ)きらきらこうずけのすけ
まぎれなく昨夜のわたくし其処に在り裂きたる紙のうち重なれば
ガス室の仕事の合ひ間公園のスワンを見せに行つたであらう
アンデルセンその薄ら氷(ひ)に似し童話抱きつつひと夜ねむりに落ちむとす
敗れたる國といへども涙ふきゐるをとめあり映畫館にて
妻の手紙よみつつおもふ互(かた)みなる吾の手紙も悲しからんか
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