コンテンツへスキップ
砂子屋書房 一首鑑賞
日々のクオリア
カテゴリー:
一首鑑賞
横抱きにしてベッドまで運ぶ母野菜に近き軽さなりけり
口紅と座薬とジャムと練りからし冷ゆる冷蔵庫夏過ぎてより
トンネルをいくつも抜けて会いにゆく何度も生まれ直して私は
時の骨むさぼるごとく生き来しと告げなば溶けむ夜天の月も
雨だから迎えに来てって言ったのに傘も差さず裸足で来やがって
〈青とはなにか〉この問のため失ひし半身と思ふ空の深みに
言い訳はしないましてやきみのせいにしないわたしが行く場所のこと
生むことは来るべき死を与うこと秋の陽に蟻が運ぶなきがら
すがすがとすこしさびしく今日は白露 母の伸びたる白髪切るらむ
ぶどう・デラ 一房もぎて秋の陽に妊婦はあおき水透かしたり
投稿のページ送り
前のページ
固定ページ
1
…
固定ページ
519
固定ページ
520
固定ページ
521
…
固定ページ
541
次のページ