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一首鑑賞 日々のクオリア

砂子屋書房 一首鑑賞

日々のクオリア

砂子屋書房  一首鑑賞

月: 2009年12月

妻の手紙よみつつおもふ互(かた)みなる吾の手紙も悲しからんか

投稿者 江戸 雪投稿日: 2009年12月8日妻の手紙よみつつおもふ互(かた)みなる吾の手紙も悲しからんかにコメント

冬という季節がわれに大げさな息をさせたり向かい合うとき

投稿者 魚村 晋太郎投稿日: 2009年12月7日冬という季節がわれに大げさな息をさせたり向かい合うときにコメント

モニターにきみは映れり 微笑(ほほゑみ)をみえない走査線に割(さ)かれて

投稿者 江戸 雪投稿日: 2009年12月5日モニターにきみは映れり 微笑(ほほゑみ)をみえない走査線に割(さ)かれてにコメント

さやうならとは永久(とは)に人語よわれは人間(ひと)青天に愁ひなきこゑをききとむ

投稿者 魚村 晋太郎投稿日: 2009年12月4日さやうならとは永久(とは)に人語よわれは人間(ひと)青天に愁ひなきこゑをききとむにコメント

雲などが流らふるよと見て居るに全身をかけて子に頼らるる

投稿者 江戸 雪投稿日: 2009年12月3日雲などが流らふるよと見て居るに全身をかけて子に頼らるるにコメント

冬の欅勝利のごとく立ちていむ酔いて歌いてわが去りしのち

投稿者 魚村 晋太郎投稿日: 2009年12月2日冬の欅勝利のごとく立ちていむ酔いて歌いてわが去りしのちにコメント

初老なる父が紅葉す陽に焼けし木の実ひとつぶ懐に抱き

投稿者 江戸 雪投稿日: 2009年12月1日初老なる父が紅葉す陽に焼けし木の実ひとつぶ懐に抱きにコメント

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