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一首鑑賞 日々のクオリア

砂子屋書房 一首鑑賞

日々のクオリア

砂子屋書房  一首鑑賞

投稿者: 平岡 直子

寝たる手の届くところまで電灯の紐を垂らせば年は終りぬ

投稿者 平岡 直子投稿日: 2018年12月31日

逢えばくるうこころ逢わなければくるうこころ愛に友だちはいない

投稿者 平岡 直子投稿日: 2018年12月28日

「先生、吉田君が風船です」椅子の背中にむすばれている

投稿者 平岡 直子投稿日: 2018年12月26日

ユニクロに誰にもさわれない月の模様のシャツがあってもいいね

投稿者 平岡 直子投稿日: 2018年12月24日

すべてを選択します別名で保存します膝で立ってKの頭を抱えました

投稿者 平岡 直子投稿日: 2018年12月21日

ネコかわいいよ まず大きさからしてかわいい っていうか大きさがかわいい

投稿者 平岡 直子投稿日: 2018年12月19日

タンク山にのぼった、わたし、明け方の夢にあなたの顔をしていた?

投稿者 平岡 直子投稿日: 2018年12月17日

真夜中の電話に出ると「もうぼくをさがさないで」とウォーリーの声

投稿者 平岡 直子投稿日: 2018年12月14日

樹木から樹木に移り肺のごと息づきてをり冬の時計は

投稿者 平岡 直子投稿日: 2018年12月12日

ローソンのバックヤードでくちづけをおぼえる子供たちによろしく

投稿者 平岡 直子投稿日: 2018年12月10日

シャツの胸に十円玉が透けている日差しの中であなたは使う

投稿者 平岡 直子投稿日: 2018年12月7日

墓石にかけようと買つてきた水の、ペットボトルに口つけて飲む

投稿者 平岡 直子投稿日: 2018年12月5日

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    投稿者: 梶原 さい子
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    投稿者: 門脇 篤史
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    投稿者: 梶原 さい子
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