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一首鑑賞 日々のクオリア

砂子屋書房 一首鑑賞

日々のクオリア

砂子屋書房  一首鑑賞

投稿者: 花山 周子

生沼義朗/手すりへと寄りかかりおれば頭皮さえ放電している冬日のあわれ

投稿者 花山 周子投稿日: 2019年12月31日

なみの亜子/見飽きねば見続けるなり桜の体ゆっくり雪に描き出されるを

投稿者 花山 周子投稿日: 2019年12月31日

穂村弘/猫はなぜ巣をつくらないこんなにも凍りついてる道をとことこ

投稿者 花山 周子投稿日: 2019年12月31日

相原かろ/煌々とコミュニケーション能力が飛び交う下で韮になりたい

投稿者 花山 周子投稿日: 2019年12月29日

大松達知/四歳をぐぐつと抱けば背骨あり 死にたくないな君が死ぬまで

投稿者 花山 周子投稿日: 2019年12月29日

前田康子/縁側で祖母がすることぼんやりと見ていないようで見ていたんだ

投稿者 花山 周子投稿日: 2019年12月29日

今橋愛/この子ねことちがうか/ふとんにくるまる子/このこねこでも/この子/あいする

投稿者 花山 周子投稿日: 2019年12月27日

河野裕子/灯の下に消しゴムのかすを集めつつ冬の雷短きを聞く

投稿者 花山 周子投稿日: 2019年12月27日

お知らせ

投稿者 花山 周子投稿日: 2019年12月27日

山崎聡子/さようならいつかおしっこした花壇さようなら息継ぎをしないクロール

投稿者 花山 周子投稿日: 2019年12月25日

小島なお/ジーンズがほそく象る妹の脚の間を日々が行き来す

投稿者 花山 周子投稿日: 2019年12月23日

栗木京子/雪原にひとつともしびあるごとく耳下リンパ腺腫れゐて眠る

投稿者 花山 周子投稿日: 2019年12月20日

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  • 森の樹がみな手を垂れて夜よとなる時われの後うしろに椅子置かれけり
    投稿者: 山木礼子
    2025年6月21日
  • バス停は根こそぎ暮れて蟬声のなかへなかへと溶けてゆきたり
    投稿者: 内山晶太
    2025年6月20日
  • 生きてゐる証あかしにか不意にわが身体からだ割さきて飛び出で暗く鳴きけり
    投稿者: 山木礼子
    2025年6月19日
  • 遊園地のテラスにとんぼ現れて回転木馬のほうへと抜ける
    投稿者: 内山晶太
    2025年6月18日
  • 石に凍む音ねいろはあれど今朝の朝の谺は須臾に鳴りかはし熄やむ
    投稿者: 山木礼子
    2025年6月17日

日々のクオリア 著者別アーカイブ

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