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一首鑑賞 日々のクオリア

砂子屋書房 一首鑑賞

日々のクオリア

砂子屋書房  一首鑑賞

月: 2009年12月

空のない窓が夏美のなかにあり小鳥のごとくわれを飛ばしむ

投稿者 江戸 雪投稿日: 2009年12月31日空のない窓が夏美のなかにあり小鳥のごとくわれを飛ばしむ への1件のコメント

人生のもつともつらい瞬間は過ぎたのだらう 内装は蒼(あを)

投稿者 魚村 晋太郎投稿日: 2009年12月30日人生のもつともつらい瞬間は過ぎたのだらう 内装は蒼(あを)にコメント

愛恋のはざまむなしも雪崩つつけぶるがままに幾夜ありけむ

投稿者 江戸 雪投稿日: 2009年12月29日愛恋のはざまむなしも雪崩つつけぶるがままに幾夜ありけむにコメント

一二月二十八日午後二時のひかりのなかに二つの林檎

投稿者 魚村 晋太郎投稿日: 2009年12月28日一二月二十八日午後二時のひかりのなかに二つの林檎にコメント

こともなく陽の照れる街を須臾に見て坂をくだりをり逢ひにゆくなり

投稿者 江戸 雪投稿日: 2009年12月26日こともなく陽の照れる街を須臾に見て坂をくだりをり逢ひにゆくなりにコメント

二千年          前、に生まれた嬰児の(さう!)血の色のリボン、を、結ぶ

投稿者 魚村 晋太郎投稿日: 2009年12月25日二千年          前、に生まれた嬰児の(さう!)血の色のリボン、を、結ぶにコメント

「母よかかはりなし」と言ひにけり若きナザレの聖工匠(たくみ)の子も

投稿者 江戸 雪投稿日: 2009年12月24日「母よかかはりなし」と言ひにけり若きナザレの聖工匠(たくみ)の子もにコメント

地下のバー酔ひやすくして己が手に残る時間を人ら埋(う)もるる

投稿者 魚村 晋太郎投稿日: 2009年12月23日地下のバー酔ひやすくして己が手に残る時間を人ら埋(う)もるるにコメント

あらはなるうなじに流れ雪ふればささやき告ぐる妹の如しと

投稿者 江戸 雪投稿日: 2009年12月22日あらはなるうなじに流れ雪ふればささやき告ぐる妹の如しとにコメント

まだ乾かない水彩の絵のやうに雪くる朝の雲がにじんで

投稿者 魚村 晋太郎投稿日: 2009年12月21日まだ乾かない水彩の絵のやうに雪くる朝の雲がにじんでにコメント

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