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一首鑑賞 日々のクオリア

砂子屋書房 一首鑑賞

日々のクオリア

砂子屋書房  一首鑑賞

投稿者: 染野 太朗

猫をわが全存在でつつみ抱くともだちになつてくれたら魚をあげる / その①

投稿者 染野 太朗投稿日: 2018年1月18日

熱帯魚のごとくかすかに触れあひてときに食ひあふ冬の家族は

投稿者 染野 太朗投稿日: 2018年1月16日

海に山に行きたけれども行けざれば裏のグラウンドで夕陽をながむ

投稿者 染野 太朗投稿日: 2018年1月13日

くり返しあなたに壊れてゆく雪の壊れる速度それぞれにあり

投稿者 染野 太朗投稿日: 2018年1月11日

まだ知らぬ界にしあればいかやうに死を惟ふとも挽歌つたなし

投稿者 染野 太朗投稿日: 2018年1月9日

指一本ゆびいつぽんとてのひらをひろげてやれば ふふ、何もなし

投稿者 染野 太朗投稿日: 2018年1月6日

忘れむとするならざれど面影の立つやこころのをののきて閉づ

投稿者 染野 太朗投稿日: 2018年1月4日

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  • 死者のもつ愉しみは知るよしもなし野川の底のさかしまの天
    投稿者: 梶原 さい子
    2023年5月31日
  • 湿り気を空が含んでくる時に言葉は少し曲げやすくなる
    投稿者: 門脇 篤史
    2023年5月30日
  • 夕ぐれは肉のもなかに盛んなる肉屋の指をかいまみるかな
    投稿者: 梶原 さい子
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  • 石は無欲、だらうかしかし墓石はやけに光つてゐるではないか
    投稿者: 門脇 篤史
    2023年5月27日
  • 本来の用途を外されてしずか/古い書籍が住む/食器棚
    投稿者: 梶原 さい子
    2023年5月26日

日々のクオリア 著者別アーカイブ

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