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一首鑑賞 日々のクオリア

砂子屋書房 一首鑑賞

日々のクオリア

砂子屋書房  一首鑑賞

月: 2012年8月

炎天下掃除のさなか後悔と仏教関係の本が湧きたり

投稿者 石川 美南投稿日: 2012年8月31日炎天下掃除のさなか後悔と仏教関係の本が湧きたりにコメント

鬼神もあはれと思はむ桜花愛づとは人の目には見えねど

投稿者 棚木 恒寿投稿日: 2012年8月30日鬼神もあはれと思はむ桜花愛づとは人の目には見えねどにコメント

「食べるべし大豆、納豆、豆もやし」独り暮らしの夫にメールす

投稿者 石川 美南投稿日: 2012年8月29日「食べるべし大豆、納豆、豆もやし」独り暮らしの夫にメールすにコメント

うつし身はあらわとなりてまかがやく夕焼空にあがる遮断機

投稿者 棚木 恒寿投稿日: 2012年8月28日うつし身はあらわとなりてまかがやく夕焼空にあがる遮断機にコメント

満月 皺ばめる心を押しひろげ来るもの悲喜のいづれと知らず

投稿者 石川 美南投稿日: 2012年8月27日満月 皺ばめる心を押しひろげ来るもの悲喜のいづれと知らずにコメント

わが体が、のうっと高く/伸びるごとくおもはれて、/ふいと佇みし。

投稿者 棚木 恒寿投稿日: 2012年8月25日わが体が、のうっと高く/伸びるごとくおもはれて、/ふいと佇みし。にコメント

とおからぬ日のきたるべき春に待つ、でもみみかきにひとすくいほど

投稿者 石川 美南投稿日: 2012年8月24日とおからぬ日のきたるべき春に待つ、でもみみかきにひとすくいほどにコメント

見ることなきはらわたなどを思うとき恥多き身が立ちあがりたり

投稿者 棚木 恒寿投稿日: 2012年8月23日見ることなきはらわたなどを思うとき恥多き身が立ちあがりたりにコメント

舞台上いつぱいガラスの破片撒き劇中それにはいつさい触れず

投稿者 石川 美南投稿日: 2012年8月22日舞台上いつぱいガラスの破片撒き劇中それにはいつさい触れずにコメント

救急車が通り過ぎたら右肩がカパッと開いてカプッと閉じた

投稿者 棚木 恒寿投稿日: 2012年8月21日救急車が通り過ぎたら右肩がカパッと開いてカプッと閉じたにコメント

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  • 栗を剝く人のうつむきあるときは知らずの奈落覗きつつ剝く
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