2018年12月のアーカイブ

タンク山にのぼった、わたし、明け方の夢にあなたの顔をしていた?

帰ったら雑穀ご飯でも食べよ新宿代々木原宿渋谷

真夜中の電話に出ると「もうぼくをさがさないで」とウォーリーの声

今週会った人たちはみんないい人で土曜の夜は紅茶を飲んだ

樹木から樹木に移り肺のごと息づきてをり冬の時計は

花火した話を人にしているとときどき誰とと聞く人がいる

ローソンのバックヤードでくちづけをおぼえる子供たちによろしく

寒くなるほどさびしくなっていきやがるカレンダー薄っぺらな心め

シャツの胸に十円玉が透けている日差しの中であなたは使う

もう君の望むことしか言えないよ灰皿に落ちる無数の蛍

墓石にかけようと買つてきた水の、ペットボトルに口つけて飲む

ひと跨ぎできるつもりがやや高くいちど腰掛けてから急いだ

裏をかきに・いけない炎のまけない声のいけない炎の六花書林の

にしんそばと思った幟はうどん・そば 失われたにしんそばを求めて

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