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一首鑑賞 日々のクオリア

砂子屋書房 一首鑑賞

日々のクオリア

砂子屋書房  一首鑑賞

月: 2022年3月

白い根の水にからまる深夜にはひんやりとしてすてきなまぶた

投稿者 山下 翔投稿日: 2022年3月31日2022年3月31日白い根の水にからまる深夜にはひんやりとしてすてきなまぶたにコメント

胴吹きの花のあとから枝のびて難しいのは終わり方だな

投稿者 井上 法子投稿日: 2022年3月30日2022年3月30日胴吹きの花のあとから枝のびて難しいのは終わり方だなにコメント

「めし」とのみ書かれた店に入りゆく石仏めぐりの旅の終わりに

投稿者 山下 翔投稿日: 2022年3月29日2022年3月29日「めし」とのみ書かれた店に入りゆく石仏めぐりの旅の終わりににコメント

桜には横顔がないからこわい春から春へ枝をのばして

投稿者 井上 法子投稿日: 2022年3月28日2022年3月28日桜には横顔がないからこわい春から春へ枝をのばしてにコメント

ひとねむりしたればおおかた人降りて旅上のひとりがふいに身に沁む

投稿者 山下 翔投稿日: 2022年3月26日2022年3月25日ひとねむりしたればおおかた人降りて旅上のひとりがふいに身に沁むにコメント

いづこから雲の白鯨あらはれて微笑みてをり目から崩るる

投稿者 井上 法子投稿日: 2022年3月25日2022年3月28日いづこから雲の白鯨あらはれて微笑みてをり目から崩るるにコメント

孤独なり自宅で幾度倒れてもだれもだれも起こしてはくれず

投稿者 山下 翔投稿日: 2022年3月24日2022年3月24日孤独なり自宅で幾度倒れてもだれもだれも起こしてはくれずにコメント

画像認証で燃えている森があり自転車としてそれを選んだ

投稿者 井上 法子投稿日: 2022年3月23日2022年3月22日画像認証で燃えている森があり自転車としてそれを選んだにコメント

桜をはり松の林に来てゐたり潮の香いまだ夏の香ならず

投稿者 山下 翔投稿日: 2022年3月22日2022年3月21日桜をはり松の林に来てゐたり潮の香いまだ夏の香ならずにコメント

炎であればもつとさびしい桜から鳥がとびたつ花穂をゆらして

投稿者 井上 法子投稿日: 2022年3月21日2022年3月21日炎であればもつとさびしい桜から鳥がとびたつ花穂をゆらしてにコメント

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