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一首鑑賞 日々のクオリア

砂子屋書房 一首鑑賞

日々のクオリア

砂子屋書房  一首鑑賞

月: 2010年10月

あ、ではなくああ、であろうか学校に踏み入るときの人の言葉は

投稿者 大松 達知投稿日: 2010年10月30日あ、ではなくああ、であろうか学校に踏み入るときの人の言葉はにコメント

座席には互いに快適に坐ろうぜ詰め合って窮屈に坐ることはない

投稿者 中津 昌子投稿日: 2010年10月29日座席には互いに快適に坐ろうぜ詰め合って窮屈に坐ることはないにコメント

水田に横転してゐる特急の写真を見ては和らぐこころ

投稿者 大松 達知投稿日: 2010年10月28日水田に横転してゐる特急の写真を見ては和らぐこころにコメント

秋雨は芯まで雨だ むらさきの傘しばりつつ階段おりる

投稿者 中津 昌子投稿日: 2010年10月27日秋雨は芯まで雨だ むらさきの傘しばりつつ階段おりるにコメント

ひとりゐて飯(いひ)くふわれは漬茄子(つけなす)を嚙むおとさへややさしくきこゆ

投稿者 大松 達知投稿日: 2010年10月26日ひとりゐて飯(いひ)くふわれは漬茄子(つけなす)を嚙むおとさへややさしくきこゆにコメント

南の洋(わた)の底ひに水漬きつつ 白じろとして 面わ冴えゐる

投稿者 中津 昌子投稿日: 2010年10月25日南の洋(わた)の底ひに水漬きつつ 白じろとして 面わ冴えゐるにコメント

井戸のあり腕を伸ばせば水底に冷やしおきたる我のふるさと

投稿者 大松 達知投稿日: 2010年10月23日井戸のあり腕を伸ばせば水底に冷やしおきたる我のふるさとにコメント

散りそうに襟は揺れたり風ばかり渡りゆく橋ひとり越ゆれば

投稿者 中津 昌子投稿日: 2010年10月22日散りそうに襟は揺れたり風ばかり渡りゆく橋ひとり越ゆればにコメント

山鳩はすがたの見えてわがまへに啼くなれど声はとほく聞こゆる

投稿者 大松 達知投稿日: 2010年10月21日山鳩はすがたの見えてわがまへに啼くなれど声はとほく聞こゆるにコメント

伜なる俺をときをり忘れをり忘れられしは涼しもたらちね

投稿者 中津 昌子投稿日: 2010年10月20日伜なる俺をときをり忘れをり忘れられしは涼しもたらちねにコメント

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