コンテンツへスキップ
砂子屋書房 一首鑑賞
日々のクオリア
投稿者:
永井 祐
マンションの五階に住みて山鳩のこゑよりうへに朝々目覚む
【お知らせ】著者多忙、また別の仕事が佳境に入るため、少しの間お休みさせて頂きます。最長で12/2の更新からは再開できると思います。たびたび申し訳ありませんが、どうぞよろしくお願い致します。
何
なに
となく、/案外に多き気もせらる、/自分と同じこと思ふ人。
茶碗と急須の間に水溜りしづかにありて夜ぞふけにたる
業務用コーンフレーク買って食べ切れなかったの良かったなって
永遠に生きるみたいな耳鳴りがきこえる それは熱心に聴く
鳶の声しきり悲しく流れくる
湖
うみ
ぎしにゐて
握飯
むすび
割りたる
わが体の秘密をいはば
左膝蓋
ひだりしつがい
下部一寸余脛毛つむじ巻く Part2
一瞬で耳かきを吸う掃除機を見てしまってからの長い夜
ひろき道
砂地
すなぢ
に入りて尽きしかば濁り波よる磯あらはなる
【お知らせ】著者多忙により当面の間、火木土の更新をお休み致します。三週間ほどで再開できると思います。申し訳ありませんが、どうぞよろしくお願い致します。
おほかたのわが
事
こと
過ぐと思はねどこころしづかに
夜半
よは
ありにけり
投稿のページ送り
前のページ
固定ページ
1
固定ページ
2
固定ページ
3
…
固定ページ
12
次のページ