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砂子屋書房 一首鑑賞
日々のクオリア
投稿者:
日高堯子
衰弱と睦みゐたるは甘美なりわれが
風邪
ふうじや
の癒えなむとして
ホームページ・ミクシィ・ツイッター・ズームなど渡り来し我は
歌人
うたびと
である
ほのかなる
新桑繭
にひくわまゆ
の
背綿
せわた
着て老いとは何ぞ年改まる
光漏る方へ這ひゆくひとつぶの命を見つむ闇の端より
ひとり酌む新年の酒みづからに
御慶
ぎよけい
を申す(すこしは休め)
正月も胡瓜出まはる世になりて胡瓜の
和布和
わかめあへ
の旨しも
歳あけてまづ読む
書
ふみ
にほのぼのとうましあしかびひこぢの神あり
大ぶりの椀にたつぷり雑煮して謹賀新年ひとり正月
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