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砂子屋書房 一首鑑賞
日々のクオリア
投稿者:
内山晶太
路上にはネギが一本落ちていて冬の尊さとして立て掛ける
道端のレシートのうへ「シヨクパン」と「チンゲンサイ」に靴跡のあり
飛込台はなれて
空
くう
にうかびたるそのたまゆらを暗し裸体は
びりけつになりて我が子が卑屈なるおもざし見せて寄るをさびしむ
夏のこの蜜柑の花はゆうがたに宇宙飛行士のように開くも
小さめのを三つではなく大きめのを二つ握って包んで渡す
空間を満たせる慈悲のひんやりと修理されたる仏いませり
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