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一首鑑賞 日々のクオリア

砂子屋書房 一首鑑賞

日々のクオリア

砂子屋書房  一首鑑賞

投稿者: 山木礼子

石に凍む音ねいろはあれど今朝の朝の谺は須臾に鳴りかはし熄やむ

投稿者 山木礼子投稿日: 2025年6月17日石に凍む音ねいろはあれど今朝の朝の谺は須臾に鳴りかはし熄やむにコメント

河に来るわれらの終りはじまりの緑の河は水に翳り

投稿者 山木礼子投稿日: 2025年6月14日河に来るわれらの終りはじまりの緑の河は水に翳りにコメント

売りに来し蜆さえざえと濡れ居るを窓より買へり梅雨降りやまず

投稿者 山木礼子投稿日: 2025年6月12日売りに来し蜆さえざえと濡れ居るを窓より買へり梅雨降りやまずにコメント

爆音の空ゆくときに微動して南を指せる夜の磁石あり

投稿者 山木礼子投稿日: 2025年6月10日爆音の空ゆくときに微動して南を指せる夜の磁石ありにコメント

倚る壁のしづけさに眼をつむるとき霧なるわれを壁は堰きゐる

投稿者 山木礼子投稿日: 2025年6月7日倚る壁のしづけさに眼をつむるとき霧なるわれを壁は堰きゐるにコメント

わづかなる水を軽羅の袋にし入れて死にゆくほかなき生か

投稿者 山木礼子投稿日: 2025年6月5日2025年6月5日わづかなる水を軽羅の袋にし入れて死にゆくほかなき生かにコメント

本日投稿お休みです

投稿者 山木礼子投稿日: 2025年6月3日本日投稿お休みですにコメント

会いに行こうと思ったことはあるけれどそのたび膝に芙蓉が咲いて

投稿者 山木礼子投稿日: 2025年5月31日2025年5月31日会いに行こうと思ったことはあるけれどそのたび膝に芙蓉が咲いてにコメント

万象の稜かど確かなる冬の日を溶けたるやうにま鯉ら見えず

投稿者 山木礼子投稿日: 2025年5月31日万象の稜かど確かなる冬の日を溶けたるやうにま鯉ら見えずにコメント

本日分は土曜日に更新します

投稿者 山木礼子投稿日: 2025年5月29日本日分は土曜日に更新しますにコメント

凍星の光よ 夜毎夢に獅子来たりて喰い破るわが喉のみど

投稿者 山木礼子投稿日: 2025年5月27日凍星の光よ 夜毎夢に獅子来たりて喰い破るわが喉のみどにコメント

ほのかなる水くだもののにほひにもかなしや心疲れむとする

投稿者 山木礼子投稿日: 2025年5月24日ほのかなる水くだもののにほひにもかなしや心疲れむとするにコメント

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  • 遊園地のテラスにとんぼ現れて回転木馬のほうへと抜ける
    投稿者: 内山晶太
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  • 石に凍む音ねいろはあれど今朝の朝の谺は須臾に鳴りかはし熄やむ
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  • 解剖台にうつさむとして胸のうへの銀の十字架の鎖をはづす
    投稿者: 内山晶太
    2025年6月16日
  • 河に来るわれらの終りはじまりの緑の河は水に翳り
    投稿者: 山木礼子
    2025年6月14日
  • 後輩が残機に見えている夜の埃のうすく積もるモニター
    投稿者: 内山晶太
    2025年6月13日

日々のクオリア 著者別アーカイブ

  • 日高 堯子(2024年)
  • 土井 礼一郎(2024年)
  • 梶原 さい子(2023年)
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  • 井上 法子(2022年)
  • 永井 祐(2021年)
  • 久我 田鶴子(2021年)
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  • 吉田 隼人(2020年)
  • 生沼 義朗(2019年)
  • 花山 周子(2019年)
  • 平岡 直子(2018年)
  • 染野 太朗(2018年)
  • 今井 恵子(2017年)
  • 光森 裕樹(2017年)
  • 佐藤 弓生(2016年)
  • 三井 修(2016年)
  • 松村 由利子(2015年)
  • さいかち 真(2015年)
  • 前田 康子(2014年)
  • 一ノ関 忠人(2014年)
  • 吉野 裕之(2013年)
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  • 石川 美南(2012年)
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  • 澤村 斉美(2011年)
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