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砂子屋書房 一首鑑賞
日々のクオリア
投稿者:
山木礼子
一樹
ひとき
一樹
ひとき
青葉こまやかに吹く見ればどの木も仕事してゐるごとし
勤勉の
慣
なら
ひは捨てよ、と人はいふ夕ばえにこそ
幸
さきはひ
がある
昼の星見あげて握る河原の石、ときに人の手、犬は鳴かすな
口いっぱいふくんだ水を一回で飲みほす苦しいね夕景は
をちかたに吹雪ける櫻夕闇は
顎
あぎと
にしづみ耐ゆべきわれか
われは無気力ならねど無力 飛びながら宙にとどまる
蜻蛉
せいれい
の弓
くるまの中夕光熱く打ちかかりくるしき膝もて汝に
順
したが
ふ
待てるようになったわたしを褒めてやる心の駅に通いくる鳥
なりたがる前にわたしになっていたロックスターを夢にみている
新樹よりするどい影を曳きながら夢のあなたの風上に立つ
再生を繰り返しつつ消えていく記憶といふは身中の熱
俗物のわれを見つめる仙人のわれのさびしさ病院の椅子
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