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砂子屋書房 一首鑑賞
日々のクオリア
月:
2019年7月
吉田恭大/ここは冬、はじめて知らされたのは駅、私を迎えに来たのは電車
白川ユウコ/OKのかたちのままに道の上に白い手袋が死んでいる
吉田恭大/ここはきっと世紀末でもあいている牛丼屋 夜、度々通う
日を跨ぐまでにはアップします。
橘夏生/二十三階のバルコニーにて川本くんを待つわたしは大阪ジュリエット
吉田恭大/砂像建ちならぶ海際から遠く、あなたの街もわたしも眠る
池田はるみ/さびしうてならぬ日本がさびしうてならぬ相撲に重なりてゐる
吉田恭大/(ぢつと手をみる)/というオプション。/(たはむれに母を背負)ったりする、/そういうオプション。
人見絹枝/スポーツに我身(わがみ)くだけと思(おも)ひしも去年(こぞ)のことなり今(いま)は淋(さび)しも
田口綾子/寒からばベーコンいちまい身にまとひ生(なま)ベーコンエッグと名乗らまし
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