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砂子屋書房 一首鑑賞
日々のクオリア
カテゴリー:
一首鑑賞
風吹かぬ山かげに来ればあたたかし月照りみちて虫の音多し
園児らの障害物競争を見つつゐてかかる時涙とどまりあへず
過ぎてゆく一日一日をまた秋の光となりて茶の花咲けり
生きて在らば二百歳になるショパン心臓のみが祖国に眠る
白波のはたてかすめる志賀島再び人を恋いて来ぬれば
ヨカナーンの首もなければ古伊萬里の皿はしづかに秋風を盛る
後の世を生くるあはれさ子供らの歓声秋の空に澄みたり
海よりもすこし薄めの塩水に身は満たされて一滴の海
昂りを鎮めんとして噴き上ぐる思いのあれば生きているなり
ゆびあはせ小窓つくれば三角のあはひをよぎるあの夏の雲
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