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砂子屋書房 一首鑑賞
日々のクオリア
カテゴリー:
一首鑑賞
ペルセウス流星群にのってくるあれは八月の精霊(しょうりょう)たちです
きたぐにの夏空白く抉り取りグライダーわが頭上飛び越ゆ
真夏、還つて来たのは小さな石だつた。小石のままの母のおとうと
本を焚き詩人を焼いてしまつたら、爽やかだらう。(都市の)明日も
二十九歳父の軍服は夏のまま七十回目の八月迎ふ
あけつぱなしの手は寂しくてならぬ。青空よ、沁み込め
大空のホールにみえざる群衆の椅子をひく音夏の雷鳴
たなぞこの上にのせたる見もあかぬ金剛石よ国の気は寄る
夏帽子振るこどもらよ遺影なる伯父とことはに戦闘帽かぶる
夏山の嶺かさなりてうちつづくみづうみべりに妻子らとゐる
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