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砂子屋書房 一首鑑賞
日々のクオリア
カテゴリー:
一首鑑賞
野獣派のマチスの「ダンス」手を繋ぐときあらはれる人間の檻
蜂の屍のかろく乾ける浄らにて落花のほども媚びることなし
子の描きしクレヨンの線ひきのばし巻き取り母のひと日は終はる
戦争をなくす呪文を口々に唱えて人のつらなりが進む
娘と妻はいさかいながらもどり来ぬ洋服購いて春の街より
咲く花は五分こそよけれ身のうちに残れる五分の力ににほふ
「なにもなにも小さきものはみなうつくし」日向(ひなた)で読めば桃の花ちる
しづもれる杜が見えつつゆつくりと樹木のなかを過ぎゆく時間
ぐあんぐあんと庭のバケツが笑う日はふとんをかぶって寝ることにする
やや重いピアスして逢う(外される)ずっと遠くで澄んでいく水
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