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砂子屋書房 一首鑑賞
日々のクオリア
投稿者:
吉田 隼人
落魄の身はいづくまで川の上を渡りゆく白鷺ときに光りて
ネコかわいいよ まず大きさからしてかわいい っていうか大きさがかわいい
エスカレーター、えすかと略しどこまでも えすか、あなたの夜をおもうよ
青空は青空だけのもの。泣いても笑つてもくれやしない。すきとほつてる
あかり窓仰げばそらはTourquoisターキスの板もて張られその継目光れり
東京を見に来いと人の言ひくれどオブローモフに心寄りゆく
わが指に小さく光る靑き石見つつも遠きわたつみを戀ふ
いまを吹く風 恐竜のほんとうの鳴き声を誰もずっと知らない
カメを飼うカメを歩かすカメを殺す早くひとつのこと終わらせよ
そのマスクいいね いんかんここ まいど ひかりをとどけたひとのせなか
ではなく雪は燃えるもの・ハッピー・バースデイ・あなたも傘も似たようなもの
君はしゃがんで胸にひとつの生きて死ぬ桜の存在をほのめかす
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