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砂子屋書房 一首鑑賞
日々のクオリア
投稿者:
嶋 稟太郎
白壁にたばこの灰で字を書こう思いつかないこすりつけよう
川沿ひのひかりの中で手から手にペットボトルの光を渡す
小工場に酸素溶接のひらめき立ち砂町
四十町
しじつちやう
夜ならむとす
定型は無人島かな 生き残りたくばみずから森を
拓
ひら
けと
私の内部に巨口のやうなヱヤーポケットが出来た日の明るいあかるい七月のそら
風に、ついてこいって言う。ちゃんとついてきた風にも、もう一度言う。
百年後 嵐のように恋がしたいとあなたは言い 実際嵐になった すべてがこわれわたしたちはそれを見た
瓶
かめ
にさす藤の花ぶさみじかければたたみの上にとどかざりけり
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