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一首鑑賞 日々のクオリア

砂子屋書房 一首鑑賞

日々のクオリア

砂子屋書房  一首鑑賞

投稿者: 三井 修

桜咲くこの序破急にうつつなく残り少き時間割きをり

投稿者 三井 修投稿日: 2016年11月4日

六月の雨吸ひつくしたる量感に山あり山の木木は立ちたり

投稿者 三井 修投稿日: 2016年11月2日

僕らには未だ見えざる五つ目の季節が窓の向うに揺れる

投稿者 三井 修投稿日: 2016年10月31日

新しき眼鏡にせんと思いおり苦しみてもの書きたるのちに

投稿者 三井 修投稿日: 2016年10月28日

漂へるたましひのかたちエシャロットの若根をきざむ桜まふ午後

投稿者 三井 修投稿日: 2016年10月26日

衣着けし犬がひかれてゆく土手に野良犬が首をあげて見てゐる

投稿者 三井 修投稿日: 2016年10月24日

父の口に運ぶ白粥ほろほろとこぼれてしまう白はせつなし

投稿者 三井 修投稿日: 2016年10月21日

職場の恋職場で話す 友は彼を「〈七階〉が」って居る階で呼ぶ

投稿者 三井 修投稿日: 2016年10月19日

砂時計ひっくり返す人消えて針の時間が追い越してゆく

投稿者 三井 修投稿日: 2016年10月17日

傘さしてゆくにんげんをわらひをりたつぷりと雨にぬれて樹木は

投稿者 三井 修投稿日: 2016年10月14日

森茉莉は美少女なりきひとめぐりすれば老婆となる鷗外展

投稿者 三井 修投稿日: 2016年10月12日

五分ほど遅れてをれば駅ごとに日本の車掌は深く深く詫ぶ

投稿者 三井 修投稿日: 2016年10月10日

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