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砂子屋書房 一首鑑賞
日々のクオリア
カテゴリー:
一首鑑賞
頭から洗いはじめたるわれを不思議なにんげんという
勝ちたるは寂しきことと語りたる棋士は晩年ますます強し
筑波根の新桑まゆの糸なれや心引くよりみだれそむらん
エボラ熱隕石のごと降り来たり村人は死に菌も死にたり
危き足に走りゆく者なり追ふ勿れ笑ふ勿れ影を見送れ
みづいろの楽譜に音符記されずただみづいろのまま五月過ぐ
夜半の雨しずかに心濡らすとき祖母たちの踏むミシン幾万
わたくしのまはりを飛ぶな 鱗粉に指よごしつつ蝶を煮てゐる
ほととぎすけはしき声を吾が聞けば竹負ひてよろめくをあざ笑ふにや
雲雀料理の後にはどうぞ空の青映しだしたる水を一杯
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