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砂子屋書房 一首鑑賞
日々のクオリア
カテゴリー:
一首鑑賞
我が腕に溺れるようにもがきおり寝かすとは子を沈めることか
バゲットの長いふくろに描かれしエッフェル塔を真っ直ぐに抱く
怒(いか)る時/かならずひとつ鉢を割り/九百九十九(くひやくくじふく)割りて死なまし
やれやれ、と僕は思った。ぼんやりと村上春樹の文体に寄る
埃吹くモスクに立てば屈葬の形に人ら礼拝をなす
ひとりごとつぶやきながら節ぶしのゆるみはじめてゆくにゆだねつ
薄日さす午後の階段しおからい耳たぶを持つあなたとのぼる
月させば梅樹は黒きひびわれとなりてくひこむものか空間に
枕辺の目覚時計に重なれる手と手に今日が始まらんとす
教室を飛び出したTを追いかける 「t」の横棒みたいに翔んで
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