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一首鑑賞 日々のクオリア

砂子屋書房 一首鑑賞

日々のクオリア

砂子屋書房  一首鑑賞

投稿者: 前田 康子

携はる放送の仕事の一つにて毒蛾育てゐる室に入りゆく

投稿者 前田 康子投稿日: 2014年12月3日

うさぎの頭ぐいと持ち上げスポイドの薬液垂らす口の裂け目に

投稿者 前田 康子投稿日: 2014年12月1日

杉やにのごと赤ぐろき夕ぐれよ行方不明のひとりみつかる

投稿者 前田 康子投稿日: 2014年11月28日

今日は少し疲れてゐるのハロウィンの南瓜のやうに笑つて見せる

投稿者 前田 康子投稿日: 2014年11月26日

日記繰る手もとに風の吹込みて罌粟の押花破れて飛びたり

投稿者 前田 康子投稿日: 2014年11月24日

草花に目をとめ歩く余生とは秋の空気をふかく吸うこと

投稿者 前田 康子投稿日: 2014年11月21日

こごえたる手に戻る血の熱くして生くるは佳しと孤り思ひつ

投稿者 前田 康子投稿日: 2014年11月19日

おいとまをいただきますと戸をしめて出てゆくやうにゆかぬなり生は

投稿者 前田 康子投稿日: 2014年11月17日

父の待つ昼餉に向かう父の中の母と話をしたくなる日は

投稿者 前田 康子投稿日: 2014年11月14日

大口を開けて己の重たさにうなかぶすダツラの煙雨にそぼつ

投稿者 前田 康子投稿日: 2014年11月12日

人間が行方絶ちしを蒸発と湯気のごとくに言ひし日のあり

投稿者 前田 康子投稿日: 2014年11月10日

朱鷺色のマフラーを解くそのせつなわれの蒸気が空にとけゆく

投稿者 前田 康子投稿日: 2014年11月7日

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