コンテンツへスキップ
砂子屋書房 一首鑑賞
日々のクオリア
カテゴリー:
一首鑑賞
母生きてヴァージンオリーブオイル持ち我へ手渡すそのたまゆらよ
似ていない洞穴はない とても細い水道水をカップに注ぐ
産んでいない子を思うこと増えながらあかるいパンジー大きなくらやみ
袖ひぢてむすびし水のこほれるを春立つ今日の風やとくらむ
うそ(変換)嘘、って入力するまでに列車は揺れてホームを離れた
ゆらゆらと過ぎゆく一羽また一羽とほき中洲に白く集まる
木蓮のつぼみのように手をすぼめ袖を通ったのちにひらいて
火をひとつくれ そのあかりそのくるしさでずっと夜更けの森にいるから
触れないと触れたいことがわからずに消去法にて指をからめる
午後五時に、冬のあいだは四時半に音楽の流れる町にいる
投稿のページ送り
前のページ
固定ページ
1
固定ページ
2
固定ページ
3
固定ページ
4
…
固定ページ
532
次のページ