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砂子屋書房 一首鑑賞
日々のクオリア
カテゴリー:
一首鑑賞
恋ふは乞ふましろの梨の花のもと雨乞ふ巫女か白く佇ちたる
重ねればやわらかい指ぼくたちは時代錯誤の愛を着ている
こりもせず光のほうへ手を伸ばす私のような蔓 クレマチス
そこがあなたの岬でもあるというように光翳ろうなかの頬杖
三月の暦が壁にぶら下がる君の部屋より見ゆる葉桜
父ならぬ夫ならぬよはひの人と見る散らんとしていまだ散らざるさくら
橋の見るゆめのようなる町並みの眩しきなかをほんやら洞へ
清らかにカンガルーポケットに指かけてああ服の下には体があるね
ハルウララ敗れることが義務であるごとく走りき泥濘の馬場
ゆきたりと知りて極まるさびしさのなか揃へある赤きはきもの
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