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砂子屋書房 一首鑑賞
日々のクオリア
投稿者:
山木礼子
会いに行こうと思ったことはあるけれどそのたび膝に芙蓉が咲いて
万象の
稜
かど
確かなる冬の日を溶けたるやうにま鯉ら見えず
本日分は土曜日に更新します
凍星の光よ 夜毎夢に獅子来たりて喰い破るわが
喉
のみど
ほのかなる水くだもののにほひにもかなしや心疲れむとする
飛騨
ひだ
の
空
そら
にあまつ日おちて
夕映
ゆふばえ
のしづかなるいろを月てらすなり
大きなるまんまろき円ひとつかきひとり眺めてありにけり昼
命が私にしたように手荷物で坂をくだる鳥居をいくつもくぐり
羊皮紙に書きし西洋を思ほえばわが雁皮紙の血垂らぬ浄さ
足たゝば箱根の七湯七夜寝て
水海
みづうみ
の月に舟うけましを
こさめこさめ 永遠のその翌朝も朝顔日記は白紙のままで
檸檬の花を初めて見るという宅配の人四、五秒に言う
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