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砂子屋書房 一首鑑賞
日々のクオリア
カテゴリー:
一首鑑賞
百日紅のひかりのはだら地にゆれて忘れてゐたる約束ひとつ
赤ちゃんの産着を着せてゆくように新刊本をフィルムで包む
わが恋に汁椀ほどのみづあかりあれば朝夕机辺にひかる
二十五年勤めつづけて女たちまだ胸に飼ふ透明な鳥
声なきは静かな脅威蟻の群れにじつとりと昼を囲まれてゐる
秋空にさらすわが身は何物ぞこれっぽっちの裸おにぎり
一山をゆるがしすぐる風のこゑしましはやがてひそまりにけり
私の中の古さとあなたが言い放つものがやさしさなのです私の
むらぎものこころいこはずいくとし月すぎこしはてのこの疲れかも
〈物言わぬ兵士〉にされし馬ありき誰もだれもが必死に生きて
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