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砂子屋書房 一首鑑賞
日々のクオリア
カテゴリー:
一首鑑賞
フェミニズムってこんなことだっけ朝のみの女性専用車両が走る
売るほどに霞みゆきたり縁日を少し離れて立つ螢売り
朝戸出に鞄を重く感じたり「鎧が、けふは」の木曾殿おもふ
鈴を産むひばりが逃げたとねえさんが云ふでもこれでいいよねと云ふ
ゆふぐれはピアノをさらふ時刻なり子も友の子も弾きにしハノン
ほほゑみを示す顔文字とどきゐつ鼻のあたりで改行されて
繭のような白き時間に頭下げお椀に受ける花びらごはん
漠さんの春の笑顔をおぼえておくそうぼくたちは思うここにて
わが内に湯浴みしている一粒を何と呼ぼうか春雨の降る
とどろきて風吹きゆする硝子戸に紅はきよし沈丁花のつぼみ
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