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砂子屋書房 一首鑑賞
日々のクオリア
カテゴリー:
一首鑑賞
カナリアの羽ぬけかはる夏となりとまり木の上にひと日黙せり
十五年借りたるのちは返すべきさみどりの長身月映に置く
あるときは泣きたきほどに百合蕊の粉に塗れて戻る道なり
数ならぬふせ屋におふる名の憂さにあるにもあらず消ゆる帚木
わかるとこに/かぎおいといて/ ゆめですか//わたしはわたし/あなたのものだ
朝顔の絶えることなく咲きだして誰のものにもなれない弱さ
内に飼い慣らす怪物 哄笑とともに若葉を吹くこの街で
男女とは一対にしてはるかなる時間差で置く白き歯ブラシ
生ひ出てそこを動かぬ木草らのもの思ふ日暮れ白き十薬
一歳のむすめと乗りて鞦韆(しうせん)の果てざるひびきふるへつつ聴く
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