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一首鑑賞 日々のクオリア

砂子屋書房 一首鑑賞

日々のクオリア

砂子屋書房  一首鑑賞

投稿者: 佐藤 弓生

あおむけに書けばかすれてゆくペンのちいさなちいさなボールをおもう

投稿者 佐藤 弓生投稿日: 2016年7月16日

氷[ひ]の熱は氷室に満てりみまかるとみごもるの語のふしぎな相似

投稿者 佐藤 弓生投稿日: 2016年7月14日

足を引く老[おい]が乗り込む夕暮のバス停に光の函[はこ]を見送る

投稿者 佐藤 弓生投稿日: 2016年7月12日

新学期はじまりおわりミニチュアの銀の複葉機をもらう夢

投稿者 佐藤 弓生投稿日: 2016年7月9日

昔話の途中で寝入りし子の側で思う「めでたしめでたし」の先

投稿者 佐藤 弓生投稿日: 2016年7月7日

げんげ草一[ひと]とこいたく伏してあり若者たちの角力[すもう]とりしあと

投稿者 佐藤 弓生投稿日: 2016年7月5日

現状を打破しなきゃって妹がおれにひきあわせる髭の人

投稿者 佐藤 弓生投稿日: 2016年7月2日

母はよく讃美歌を唱ひしが〈ここはお国を何百里〉などもうたひぬ

投稿者 佐藤 弓生投稿日: 2016年6月30日

髪を耳に挟めばひそと耳の冷えふくらみながら海月の寄り来

投稿者 佐藤 弓生投稿日: 2016年6月28日

満席を告げつつ椅子がないことがあなたの夜の深さだろうか

投稿者 佐藤 弓生投稿日: 2016年6月25日

曇天に火照った胸をひらきつつ水鳥はゆくあなたの死後へ

投稿者 佐藤 弓生投稿日: 2016年6月23日

墨壺ゆ引き上ぐるとき筆先は暗黒宇宙を一滴落す

投稿者 佐藤 弓生投稿日: 2016年6月21日

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    投稿者: 嶋 稟太郎
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    投稿者: 嶋 稟太郎
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