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一首鑑賞 日々のクオリア

砂子屋書房 一首鑑賞

日々のクオリア

砂子屋書房  一首鑑賞

投稿者: 染野 太朗

五階より見おろす庭に傘とかさ出逢ひてしばし画鋲のごとし

投稿者 染野 太朗投稿日: 2018年7月14日

この世とは忘れてもよいことばかり蜆をひとつひとつ食みおり

投稿者 染野 太朗投稿日: 2018年7月12日

空のなかから降りて来たのかみづいろの自転車風に輝いてゐる

投稿者 染野 太朗投稿日: 2018年7月10日

別るるためまことわかるるため会いて五十三年 母を葬(はぶ)りぬ

投稿者 染野 太朗投稿日: 2018年7月7日

何をみても何を聞いても掘割のむこうの木さえ動かぬものを

投稿者 染野 太朗投稿日: 2018年7月5日

水飲めば水さむざむと胃にいたる人を憎みてありし一日か

投稿者 染野 太朗投稿日: 2018年7月3日

批評めく言葉のあとのしずまりに病室(へや)に誰(た)がむく蜜柑がにおう

投稿者 染野 太朗投稿日: 2018年6月30日

足裏の小さき白きが駆け抜ける土色のつち踏むわが心に

投稿者 染野 太朗投稿日: 2018年6月28日

火星見えると地学部が全校放送し夜市のやうな屋上である

投稿者 染野 太朗投稿日: 2018年6月26日

食べることのできない人に贈るため花はあるのか初めておもう

投稿者 染野 太朗投稿日: 2018年6月23日

はなびらの触れて生れたる水紋のいちばん外側のような夜

投稿者 染野 太朗投稿日: 2018年6月21日

黙ることは騙すことではないのだと短い自分の影踏みながら

投稿者 染野 太朗投稿日: 2018年6月19日

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