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砂子屋書房 一首鑑賞
日々のクオリア
投稿者:
梶原 さい子
三人だけの歌会であればいつまでも山の話がつづいてゐた窓
おそらくは今も宇宙を走りゆく二つの光 水ヲ下サイ
体温も気温もさんじふろくどごぶ ひらがなだけですごす暑き日
生徒らと読みすすめゆく『夏の花』題名はさう平凡がいい
沢蟹がこんなにいるよ少年のいろんな形の臍がゆきかう
神の掟不意に
畏
おそ
れつ唐黍の粒のひしめき列なしてゐる
洗われた夜明けの海に立つ虹よ あと2メートル可愛くなりたい
一生パソコンに触れず飛行機に乗らず母はみどりの明るい古墳
煮えたぎる鍋をかき混ぜ繰り返す「きれいな兵器きたない兵器」
舌赤く染めて硝子を食べているわたしが夏に産みし生きもの
海の家の裏に隠れてこっそりと入道雲に空気を入れる
砂たちに行動の自由与えたら湘南海岸どうなるだろう
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