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砂子屋書房 一首鑑賞
日々のクオリア
投稿者:
山木礼子
本日の更新すこし遅れます。
天地にとよむ蛙の声ききて
生温
なまぬる
きサイダー一息に呑む
黴にほふ書類かかへてリフト待ついきほひづける売場の中に
ひややけくあまりに高くひかるゆゑ星見ゆる窓にそむきて眠る
みずからの色を忘るるまで浴びたし銀座アップルストアの白を
もはや跳ぶほかなきゆゑに此の距離を跳べると思ふ おもふゆゑ、跳ぶ
鉄橋を渡つてゆけりわかつたなわかつてゐるなと念押しされて
道をゆきあてなきあゆみせるわれの
額
ひたひ
に動くおそあきの風
燃えさかる風車の画面のぞくとき炎のなかに映る眼球
疲れきつては出せない声もあることをきのふの雪がにじみこむ川
来るひとの骨のよごれが見えてしまふ果樹園を抜け帰つてきたら
さみしがる力を持った恐竜が鳥になったということにして
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