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砂子屋書房 一首鑑賞
日々のクオリア
投稿者:
日高堯子
牛馬
うしうま
とともにありたる生活より百年
経
へ
たり 人こころ病む
しんしんと雪ふるなかにたたずめる馬の
眼
まなこ
はまたたきにけり
この町に雪は降りだす少年の描きさしの魔方陣に呼ばれて
雪のうへに空がうつりてうす青しわがかなしみぞしづかに燃ゆなる
冷えわたる夜の澄みわたるかなたよりもうすぐ
天
てん
の
雪麻呂
ゆきまろ
が来る
衰弱と睦みゐたるは甘美なりわれが
風邪
ふうじや
の癒えなむとして
ホームページ・ミクシィ・ツイッター・ズームなど渡り来し我は
歌人
うたびと
である
ほのかなる
新桑繭
にひくわまゆ
の
背綿
せわた
着て老いとは何ぞ年改まる
光漏る方へ這ひゆくひとつぶの命を見つむ闇の端より
ひとり酌む新年の酒みづからに
御慶
ぎよけい
を申す(すこしは休め)
正月も胡瓜出まはる世になりて胡瓜の
和布和
わかめあへ
の旨しも
歳あけてまづ読む
書
ふみ
にほのぼのとうましあしかびひこぢの神あり
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