コンテンツへスキップ
砂子屋書房 一首鑑賞
日々のクオリア
投稿者:
嶋 稟太郎
午後五時に、冬のあいだは四時半に音楽の流れる町にいる
映像よ遠くのものが見えるのはをかしい遠くは聞こえるだけだ
曲線は未来へ伸びて、ねえ、アレクサ、何人の犠牲で済むか計算できる?
観覧車ゆっくりうごく 夏服のとがった肩もせり上がりゆき
白壁にたばこの灰で字を書こう思いつかないこすりつけよう
川沿ひのひかりの中で手から手にペットボトルの光を渡す
小工場に酸素溶接のひらめき立ち砂町
四十町
しじつちやう
夜ならむとす
定型は無人島かな 生き残りたくばみずから森を
拓
ひら
けと
私の内部に巨口のやうなヱヤーポケットが出来た日の明るいあかるい七月のそら
風に、ついてこいって言う。ちゃんとついてきた風にも、もう一度言う。
百年後 嵐のように恋がしたいとあなたは言い 実際嵐になった すべてがこわれわたしたちはそれを見た
瓶
かめ
にさす藤の花ぶさみじかければたたみの上にとどかざりけり
投稿のページ送り
前のページ
固定ページ
1
固定ページ
2