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砂子屋書房 一首鑑賞
日々のクオリア
カテゴリー:
一首鑑賞
首筋に冬が来てゐて今日母が抱きしめた犬の鼓動を思ふ
勤勉の
慣
なら
ひは捨てよ、と人はいふ夕ばえにこそ
幸
さきはひ
がある
きみが手を洗うあいだは水圧の弱いシャワーに泡をながした
昼の星見あげて握る河原の石、ときに人の手、犬は鳴かすな
洗脳はされるのよどの洗脳をされたかなのよ砂利を踏む音
口いっぱいふくんだ水を一回で飲みほす苦しいね夕景は
トイレットペーパー最後の1ロール使いはじめる寿命の途中
をちかたに吹雪ける櫻夕闇は
顎
あぎと
にしづみ耐ゆべきわれか
感情はにごることなく寂しさを言う母の声こどもの声で
われは無気力ならねど無力 飛びながら宙にとどまる
蜻蛉
せいれい
の弓
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